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唐人屋敷

 正月は生まれ故郷の長崎に帰省した。故郷と言っても、4歳で福岡県に越したので土地勘はない。長崎知らずの長崎もんである。でも距離があるぶん、長崎人が当たりまえのように思ってることに、気がついたりする。子供の頃、お盆の墓参り時にみんなで爆竹を鳴らしていた。長崎人にとっては当たりまえの行為だが、福岡でも東京でも誰もそんな事しない。あれって多分、中国文化の影響。中国南方のトン族の野辺送りを見たことがある。白装束の人達が、賑やかにラッパを吹き爆竹を鳴らしながら村を一巡していた。長崎のお祭りでは爆竹だけではなく、やびや(ロケット花火)も飛び交っていたが、流石に危ないので今では禁止になったらしい。北京の春節の話ではないょ。以上は長崎の話。

 これまで市街地に飲み込まれていた出島が、修復工事で扇の形を取り戻しつつあった。オランダ商人の館なども資料館のような形で建てられていた。用地の買収でまだ数十年かかりそうだが、いい事だと思う。

 唐人屋敷と呼ばれるエリアも訪ねた。此処も今では住宅街に飲み込まれ、かなりの想像力がいるが、要するに中国人用の居留地、出島みたいなものだ。ただ面積は出島よりもずっと広い。長崎に住んでいた中国人は福建・広東などからの南方人がほとんど。彼らが建てた中国寺が幾つかある。寺のご本尊は、台湾や福建と同じ海の神様「まそ」。日本でまそ信仰に出逢うのは初めてだ。確か横浜中華街にも、最近まそを祀った寺が出来たような気がするが…。居留地は囲い込む為のものなので、周囲は堀などで隔離されていた訳だが、そうした所も部分的に残っていた。

 長崎の文化を「わからん」という言葉で表現する。「わ」は和、「か」は中華、「らん」は蘭、オランダ。カステラでありチャンポンである。文化の混成という点では、東京よりもずっとオープンで柔軟性があるように思う。
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