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チベット・ラサ蜂起

 チベットの都・ラサで十九年ぶりの大規模な民衆蜂起。セラ・デプン・ガンデン寺の僧侶を中心に一般人も加わって、漢人商店を焼き討ちしている映像が流れる。亡国記念の3月10日は毎年注目していたが、もう長いこと動きが無かったので、久々のヒットといったところか。来年は亡国五十周年なのだが、今回の動きは意外だった。やはり五輪絡みだろうか。昨秋出されたの活仏管理条例の件もあるのだろう。数ヶ月前にダライ・ラマが米国でメダルを授与された際にも騒乱があったので、チベット独立運動も久々活動期に入ったのかもしれない。今後は北京五輪ボイコットに向け国際世論が盛り上がるかどうかも焦点。

 ラサでの蜂起が鎮圧されたあともアムド地方のラブラン(夏河)やアパ、カム地方のカンヅェでもデモが起きた模様だ。ラブラン寺のお坊さん達がたくさんチベット国旗を掲げていたが、よく僧坊のなかに隠しもっていたものだ。インドのデラドンにはラブラン寺から亡命した僧侶達が、新ラブラン寺?を建てて修行している。その町にはアムド・チベット人を中心に新規亡命者も含めたくさん住んでいるが、中には生活上の都合でラブランに戻るものもいる。「中国公民・チベット族」として生きる決心をして戻るのだが、亡命社会やダライ・ラマの動向は自然と伝わる。実際ラブランを訪れた際に以前インドであった人に再会した経験も何度かある。ラブランでもラサでも人々は中国支配に不満を持っている。だが寺院の中にさえ共産党組織が張りめぐらされていて、真実はみな小声で語られるのが現状だ。チベットでは役人や警察関係者でさえダライ・ラマを慕っている。しかし生活のため政教分離の建て前で中国人の上司に付き従っている。みんな家族や生活があるのだ。

 子供がいないのは、お坊さん。比較的フリーな立場にある。ラサのお坊さん、子供はいないが、当然親兄弟はいる。家族でチベット問題や若きパンチェン・ラマの件について語り合うこともあるだろう。今回のチベット人蜂起について、共産党はきっと「ダライ一派の策動」、「一部の僧侶が扇動」などというに違いない。だが殆ど全てのチベット人は心情的には親ダライだし、僧侶は一般市民を代弁している。89年のラサ蜂起の際も前後2、3年小規模なデモが頻発していた。今回のチベット人蜂起も鎮圧されそうだが、今後一年チベットでなにが起こるのか目が離せない。

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